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ナラ、タモ、ニレといった堅木の広葉樹を使った、オーダーメードの手作り家具を展示・販売する。店の隣には、店長の三上健一さんが黙々と木組みの作業を行う制作工房があり、出来上がった商品だけではなく、こうした制作過程を間近で見ることで、技術やセンス、細かな細工などを確認することができる。そのため注文客や木工家具に興味のある人たちが、多く工房を訪れる。
三上さんは、工業製品にはない「手作り」にこだわる。木材は製材されたあとも伸び縮みを繰り返すため、4B厚さの木は7、8年乾燥させたもの、1cmの厚みのものでもせめて春夏秋冬を経験させて使うという。組み立てる際もタッカー(ホチキス)などを使わず、昔の家づくりのようにホゾとホゾ穴で木を接合。伸び縮みを計算した細工をするため、何年経っても狂いがない。子孫代々使える家具を目指し、仕上げの塗料も傷や古さが味になるよう植物性オイルフィニッシュや自然塗料の柿渋を用いる。
店内に置かれた家具は、よく見ると金具などはまだ仮に付けられたままだ。「一人ひとり違うように、家具もみな同じである必要はない。色や金具はとても個性的なもの、せめて自分で選びましょう」と三上さん。だから、あえて店には未完成のまま置いている。手作りのため注文をして出来上がるまでに、約3カ月から
5カ月かかるという。
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