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およそ100m2の用地に、2つの棟が張り出している。そんなユニークな2階建て住宅を、呉市阿賀町のAさん一家が昨年春に完成させた。「幼い2人の子どもたちが、走り回れるようなおおらかな家にしたい」というAさんの希望を受けて、建築家の岩本秀三さん(同市)が設計。東側の棟は1階が吹き抜けのあるリビングダイニング、2階を主寝室に。西側の棟は、1階が子どもたちのプレイルーム、2階には勉強部屋と予備室を配置している。それぞれの部屋には仕切りがないので、家をぐるりと1周できる。小さな子どもたちにとって、ちょっとした探検気分を味わえることも魅力だ。
また周囲は住宅密集地なので、プライバシーを確保するため、3方を壁で覆いながらも、中庭に面した側はすべてガラス張りとすることで、光をふんだんに取り込んでいる。「視界が上に向かって開ける設計のため、いつもガラス越しに空が見える。晴れの日はもちろん、雨の落ちてくる風情や夜の月の輝きなど、自然の豊かさもたっぷり感じられます」とAさん。どの部屋にいても家族がお互いの気配を感じながら、のびのびと暮らしていける住まいだ。 |
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| シンプルで落ち着いたただずまいの外観 |
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| 中庭をはさんで、2つの棟を配置したユニークな設計(撮影:松岡満男) |
庭を生かし採光にじゅうぶん配慮 |
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