住クリエーター32

アルキプラス建築事務所
高志 俊明さん

可変性備えた「育てる家」

たかし・としあき
1973年徳島県徳島市生まれ。広島大学工学部を卒業後、設計事務所を経て、昨年4月、大学の同級生、假屋誠さんと事務所を設立。戸建て、マンション、店舗の設計、家具のデザインなど幅広く手掛ける


中庭を通して、ほとんどの居室がつながる総社市の家
 施主さんの希望に、私たちならではのアイデアを加えた提案をしていくこと。それが設計の基本スタンスです。例えば総社市に建てた木造2階建てでは、「明るい家で団らんを楽しみたい」というオーダーを受け、家の真ん中にガラス張りの中庭があるプランを提案。採光はもちろん、1階リビングから2階の廊下や居室の様子が見えるなど、空間につながりのある住まいを実現しました。
 また最近は、私たちと同じ若い世代の施主さんが増え、ローコスト性も求められますが、ただ安易に質を落とすのではなく、その家族にとって何が大切で何がそうでないのかを見極めたうえで、優先順位を決めて取り組みたい。家族の成長に合わせて、負担をかけずにリフォームできる間取りや構造を心がけるようにしています。
 何十年ももつ耐久性と、ライフスタイルの変化に対応できる可変性を兼ね備えた「育てる家」をつくっていきたいですね。(談)

●問い合わせ arch+(アルキプラス)建築事務所 TEL.082-546-2605




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