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ウッドデッキにした中庭を生かして、プライバシーと開放感を両立させた |
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私が設計の仕事に取り組む時、主に2つのことを大切にしています。ひとつは、施主さんの生きがいや価値観をしっかり反映させること。ご家族がこれからどんな住み方や暮らし方がしたいのか。それをつかむまで徹底的に話し合います。次に、周辺環境を読み取り、デザインに生かすこと。どんな場所にも合うような家は、家ではありません。その場所にしかあり得ない住空間をつくるのが、私たち建築家の役割だと考えています。
この5月、呉市阿賀町に竣工した鉄筋2階建ての住まいは、駅近くの住宅密集地に立地。周囲からプライバシーを守るとともに、採光性や開放感を両立させるために、内部に約100平方メートルの中庭を設け、そこを中心に居室を設計しました。家族のふれあいを何より大切にしたいという施主さんの意向を受け、1階のリビングと2階の子供部屋や主寝室が中庭を介して連続性を持つような空間に仕上げたつもりです。家のどこにいても、親子が互いの気配を感じられる仕組みになっています。(談)
●問い合わせ 岩本秀三設計事務所 TEL.0823-25-6633 |