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| 廿日市市にある土居さんの事務所兼自宅。2階リビングに中庭を配し、床のグレーチングを通して1階にも日差しが届く仕組み(写真上) |
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重厚なコンクリートに、木をあしらって柔らかさを演出した外観 |
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シンプルな構造で、「自然」を感じられる家であること。それが基本的な設計姿勢です。その意味で、リビングに面して中庭を設けた間取りを提案することが多いですね。中庭のスペースがあるのなら、もう1部屋増やせばいいのではないかという考えもあるかもしれませんが、いわば「半屋外」的な空間を家に取り込むことで、開放感やゆとりに深みが出てくるし、カフェのオープンテラスのように使えば暮らしの楽しさもひと味違ってくると思うんです。いま南区で竣工間近の住まいでも2階東側のリビングと和室に面して8畳程度の中庭をつくっています。この住宅は南側が道路で、窓を大きく取れないぶん、中庭が採光の役割も果たしてくれます。
内部の設計では、開放感を高める意味から部屋の間仕切りを最小限に抑えるようにしています。4年前に山県郡千代田町で建てた住宅は4つの部屋の間仕切りを引き戸のように壁の中に収納できるように工夫。春や夏は光や風が吹き抜ける大空間での生活を満喫していただいています。
外の日差しや風を感じながら毎日を過ごせる。自然との対話を楽しめる家づくりを変わらぬテーマに、自分なりの個性を表現していきたいですね。(談)
●問い合わせ 土居建築工房 TEL.0829-34-0300 |